いよいよ年明けからは建物部分の工事が本格化します。
作業日には皆様朝早くから元気よく集まっては、東工務店様と佐野先生の監督指導のもと日々様々な作業に積極的にチャレンジされており、頼もしい限りです。
今回はそんな1月中の作業の様子を紹介します。
1月中旬 材料搬入~土台据付
寒空の下、大勢での作業が始まりました。
京都建築専門学校の皆様には、事前準備として東工務店様より木材の刻み工程が任されており、そこで使用する木材はあらかじめ京北森林組合で製材加工を行うなど、各所と連携しながらの作業にもご協力いただいておりました。
そんな準備期間を経て刻みが完了した木材が、この日の作業開始に合わせて次々と運び込まれてきました。まずはこれらの資材の一部を土台に据え付ける作業のほか、高所作業用の足場の組み立てが行われ、今後本格化する工事の準備が着々と整っていきます。
1月下旬 事前組立~建方開始
建物の立ち上げに備え、地上で行える組み立てが進みます。
用意された木材同士がばっちり嚙み合い、しっかりとした骨組みが出来上がっていきます。
組み立て日程中は不運にも悪天候が続き、ただでさえ作業を断念せざるを得ない日も多かった中で、1月25日には雪まで降ってしまいました。
今回の雪で京北地区は国道周辺でも30cm以上の積雪に見舞われ、天候が回復してからもしばらくは道路に雪が残ったままでしたが、そんな中でも皆様頑張って山道を運転して来られ、遅れを取り戻すべく極寒の中で作業を再開されていました。すごい情熱・・・!
皆様の奮闘の甲斐あって組み立てが完了し、いよいよ建方の作業が始まります。クレーン車で吊り上げた巨大な骨組みをしっかりと土台に固定してから、順番に連結していきます。
大人数を要する大変な作業を何度も繰り返し、美しい骨格が現れました。写真では伝わりづらいかもしれませんが、実物はすごい迫力です!
2月初めには上棟式が執り行われる予定です。
日々作業に取り組んでいただく皆様に感謝しつつ、これからどのような仕上がりになっていくのかを楽しみに見守っていきたいと思います。
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